2016年06月28日

ンダ、ラジオ出演。そしてアロチに行く。

エレベーターのボタンがなかなか反応してくれなくて、何度も押している姿が滑稽に思えて来た頃、受付の女性に「最近、接触悪いんですよ」と教えられ、少し救われた。四階にに上がると芸人コンビ073ののりちゃんがいた。のりちゃんは驚くほど腰が低く「いつもラジオでテーマ曲使わせてもらっててありがとうございます!」と元気よく挨拶してくれる。和歌山放送にやってきた。

月に一度か、二ヶ月に一度、それくらいの頻度でゲストに呼んでもらっている服部直樹の全開!月曜日という番組で、旅の話やオススメのレコードを紹介したり、好きにやらせてもらっている。今回はギターのリフが同じ、というテーマで三曲。チャックベリーの30DAYSのギターソロ、これがルースターズの恋をしようよのソロと同じ。恋をしようよのイントロのリフが、騒音寺のタクシー!タクシー!と同じ。そんな話を音源をかけながらパクリではなく、伝統芸能なのだと説明した。昼の番組でこんなマニアックなテーマ、誰がおもしろいのかは分からないが、どうも番組のパーソナリティやスタッフは気に入ってくれているようだ。

入れ違いで大峯章嗣がやって来る。章嗣さんはユウマという爽やかな若者を連れてきた。歌うたいだと言う。あ、おれは気づいた。和歌山駅でストリートをやる時、たまに見かけるやつだ。どうも。おれは放送席を離れ、番組を眺めている。ADのチェリーさんに言われ、最後にまた放送席に入り、少し騒ぐ。

ンダ、ラジオ出演。そしてアロチに行く。

服部さんから「このあと時間あるか?」と訊かれ、おれはもちろんそのつもりである。男四人でアロチに向かう。ユウマの車に揺られる。三代目ソウルブラザーズのCDが置かれている車に初めて乗ったと思う。服部バンドのベースの中畑さんが最近オープンしたと言うバーに着く。

中畑さんと服部さんは昔からの腐れ縁で、服部さんの昔のバンド、ゲッツのCDを聴かせてもらう。いい感じにダサいっすね、と言うと笑いながら頭を叩かれた。

しばらくするとカラオケ大会になった。服部さんはARBのさらば相棒を歌う。こんなにも歌うたいが集まってカラオケと言うのも珍しいもので、変な盛り上がりである。おれはCLASSの夏の日1993を歌う。章嗣さんは尾崎豊、ユウマはなんだか分からない若い歌を歌っていた。

気がつけば深夜である。雨降る街を傘もささずに歩く。もう少し、酔っ払っていたい、誰かに会いはしないかと、そんな和歌山での一日。



Posted by ンダ at 21:05│Comments(0)
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